JA岩手ふるさとのトップセールスに参加しました

2025/07/10に大田市場で実施されたJA岩手ふるさとのトップセールスに参加しました

イベントでは、産地を代表して岩手県奥州市の倉成市長とJA岩手ふるさとの佐藤部会長が登壇し、夏秋ピーマンをはじめとする農産物の魅力をアピールしました。
■トップセールスの様子(文字起こし)

スーパースターも育んだ奥州の風土と、50年の歴史を誇るピーマン

倉成市長
皆様、おはようございます。ただ今ご紹介いただきました奥州市長の倉成淳でございます。本日は夏野菜の最盛期でお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。また、市場関係者の皆様には、日頃より日本の農業の振興発展にご協力いただき、心より感謝申し上げます。

本日はトップセールスということですので、気合が入りますが、まずは岩手県奥州市についてご紹介します。奥州市は岩手県の内陸南部に位置し、すぐ南には世界遺産で有名な平泉町があります。面積は東京23区の約1.5倍あり、広大な農地面積を誇ります。農業従事者も県内で一番多く、まさに農業が盛んな地域です。

例えば、食味の良さで話題の「ひとめぼれ」や、全国的に有名なブランド牛「前沢牛」の産地でもあります。そして伝統工芸品としては「南部鉄器」が有名です。

また、最近ではメジャーリーグ・ロサンゼルスドジャースで活躍する大谷翔平選手のふるさととして紹介されることが多く、大変光栄に思っています。彼もこの地元の米と野菜を食べて、あのような心身ともにバランスの取れたスーパースターに育ったと、我々は誇りに思っています。

さて、夏野菜の話に戻りますと、奥州の夏野菜といえば、とりわけこのピーマンがおすすめです。露地栽培とハウス栽培を組み合わせて、初夏から晩秋までコンスタントに出荷できる体制を整えています。今の時期は太陽の光を燦々と浴びて、肉厚で甘いピーマンが収穫されます。栄養もカロチンやビタミンが豊富で、味と栄養の二刀流の夏野菜です。

奥州が生んだ野菜のスーパースター、ピーマンをどうぞよろしくお願いいたします。

佐藤部会長
皆様、おはようございます。皆様に、ようやく岩手ふるさとのピーマンをお届けする日がやってまいりました。日本全国酷暑という状況ですが、奥州市も暑うございます。生産者の皆さんが汗水流して作り上げたピーマンです。

昨年の反省点を踏まえ、今年もさらに良質なピーマンをお届けしてまいりたいと思っております。

話は別ですが、実は、奥州のピーマンは今年で栽培50周年を迎えました。生産者も、50周年という節目を感じながら、これからもさらに研鑽を重ねて良いピーマンを皆様にお届けしますので、ぜひぜひご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


■関係者インタビューの様子

 

また、イベント後には生産者へのインタビューも行い、奥州産ピーマンの特徴や美味しい食べ方について伺いました。
その内容をショート動画にまとめました。
ご関心あればご視聴ください。
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■持続可能な食の未来へ
近年の高温について伺ったところ、「ピーマンはもともと暑い産地が原産なので、暑さにはある程度強く、他のきゅうりやトマトなどに比べると作業的にもやりやすい」というお答えをいただきました。就農希望者とのコミュニケーションもうまくいっており、近年若手の新規就農者も増えているようです。
また、ピーマンを美味しく食べてもらうために、JA岩手ふるさとの園芸部会ピーマン専門部では、レシピコンテストを開催するなど消費者との接点も意識されているということが印象的でした。

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